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『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』

ブラヴァツキー夫人の最大の著作は、『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』です。この『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』という本は、1988年に大きな2巻本として出版され、第一巻は、宇宙の起源と発生の研究を取り扱っており、第二巻は、人類の起源と発達の研究を取り扱っています。

この『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』という著作は、『アイシス・アンヴェールド(ヴェールを剥がれたイシス女神)』において提示されたテーマをさらに詳述しており、この著作には、この著作の目的を表す科学、宗教、哲学の総合という副題がつけられています。ブラヴァツキー夫人は、『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』は啓示として書かれたものではなく、むしろアジアの大宗教やキリスト教以前の宗教と哲学の聖典の形で表れているものや、世界各地に散らばった数千巻の聖典の断片を集めたものであることを明らかにしています。

さらに、ブラヴァツキー夫人は自分の著作が独断的に解釈されることを強く拒みました。『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』の読者には、人類共通の経験と理性の唯一の光に照らし合わせて、様々な源泉から来ている『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』の思想を学んでいくことが求めらます。『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』は、宇宙と人間に関する広大な計画と生命が何千もの形で存在する言われている、顕現した可視の世界と背後の不可視の世界に関する進化の広大な計画を概説しています。

『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』は、3つの根本的な論題に基づいています。

第一の根本的論題。唯一の編在、永遠、無際限、不変の原則。これについては、どんな推測もできない。人間の構成概念の力を肥えており、人間によるいかなる表現も比喩もこれを限定し、小さく見せてしまうだけであるからである。この原則は、思想の届く範囲を越えている。

第二の根本的論題は、無際限な広がりとしての全宇宙の永遠性です。それは「周期的に顕現と消滅を繰り返す無数の宇宙の遊び場」です。

第三の根本的論題は、すべての魂と普遍的最高魂と根本的同一性です。後者の普遍的最高魂は未知の根源の一面であり、また普遍的最高魂の火花であるすべての魂による義務的な巡礼の旅は、周期の法則とカルマの法則に従って肉体化身の転生の周期を通じて行われます。

『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』には、多くの聖典からの引用がありますが、主にジャーンの書という大古の解釈本の原稿に基づいています。ジャーンの書の詩節(スタンザ)を理解することは容易ではありません。しがしジャーンの書の詩節(スタンザ)は、学ぶ意志のある者には、休息期の後の宇宙の再覚醒といった宇宙の進化の崇高な叙述、形体の分化、宇宙の形成の過程、地球上における人類の出現、我々人類の初期の進化などを明らかにします。

『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』を読解することは簡単な作業ではありません。しかし読者が『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』を徹底して調べるにつれて、ブラヴァツキー夫人の仕事の大きさが明らかになってきます。『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』に接する人は誰でも、著者のブラヴァツキー夫人の学識と偉大なる知識に新たな尊敬の念を持つことでしょう。『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』は初版以来100年以上経ていますが、『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』の深い知識と智慧を学ぶ何千もの学徒を惹きつけています。

『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』は、様々なバージョンがあり、学識ある著名人の方々の紹介文と感想のついたソフトカバー、詳細に索引と参考文献から成る第三巻を含んだ版が出版されています。『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』は、こうした主題に関する最終的な言葉としてのものではなく、こうした思想を学ぶものが自由で探究心を持ち熟考するようにする刺激として、神智学の学徒にとって主要な原点とし存在し続けています。
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by sigma8jp | 2008-11-06 01:32 | 『シークレット・ドクトリン』 | Comments(0)