カテゴリ:「妖精の国」 ファンタジーエン( 5 )

妖精の世界(アニミズム)と、彼らの特徴

  アニミズム(自然界のあらゆる物には精霊や霊魂が宿ると考える素朴な信仰)からの発展で、物や自然現象を擬人化した姿が妖精だとする説。
特に、自然霊が有力なで説で、「自然現象の擬人化」だと推察される妖精は多い。

しかし、もしも精霊というものが、霊能者らが主張するように実際に見たり、対話したりできる存在で、その目撃例から妖精が発生したとしたら、「実在する謎の生物」として考えてもいいかもしれない。


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【 妖精たちの名前 】

フェアリー(FAIRY)
  現在は妖精一般を指す言葉のように使われるが、もともとはイギリス地方での妖精の呼び方。人間の運命を司る女神(または宿命)を意味するラテン語の「ファトゥム」が語源との説もある。

スプライト(SPRITE)
 英語で妖精一般を指して言う場合の正しい言葉。古くからのパソコン・ゲームファンには馴染みの言葉。(とくにMSX・X68kユーザーなど)

シー(SIDHE)
  アイルランド地方での妖精の呼び方。アイルランドにはいろいろな妖精が伝えられているが、それらをひっくるめた場合の言い方。「シー」とはゲール語で丘や塚のことで、妖精がよく丘に住むことから妖精自体を指すようになった。

ピクシー(PIXIE)
 イギリスのウェールズ地方に伝わる妖精の呼び名。もともとはある1つのタイプの妖精を指すが、ときに妖精一般を指すような使われ方をすることもある。日本ではJリーグ選手、ドラガン・ストイコビッチの愛称としてよく知られるようになった。

エルフ(ELF)
  本来は北欧神話のいたずら好きな妖精のことだが、イギリスやアイルランドでは人間によく似た小柄の妖精全般をこう呼んでいる。

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【 妖精たちの特徴 】

体が小さい
 いろんな妖精がいますが、やはり数からいけば人間より小さいタイプが大部分を占めます。
例)ダーナ・オシー、ピクシー、ドゥエルガル

緑の服を好む
  この他に、茶色や黄色の服・とんがり帽子なども好きだとされます。
例)ネック、トロル、レッド・キャップ

気まぐれ
 妖精のほとんどは天の邪鬼な性格です。普段は人間にやさしくても、何か気に入らない事があった途端に悪さをしでかしたりします。
例)ブラウニー、ヴィルデ・フラウ、ピクシー

変身が得意
  妖精には変身を得意とするものが多く、よく動物や昆虫に化けて現れます。なかには、いつも変身しているので本当の姿がどれか分からないようなものもいます。
例)ケルピー、プーカ、メロウ

踊り好き
 一般に妖精は踊りが好きで、小人タイプの妖精が野原などで輪になって踊る姿がよく目撃されます。 人間がうかつにこの踊りの輪に入ると、ひどい目にあうといわれています。牧草地や野原でこの踊りの跡を見つける事がありますが、これはフェアリー・リングと呼ばれています。
例)ダーナ・オシー、エルフ、ピクシー

鉄を怖れる
  妖精は鉄を怖れると昔から信じられています。他に、魚の臭い・ひな菊の花輪も苦手だといいます。キリスト教に関係する物を嫌っているともいわれます。
現代の西欧でも、これら嫌いな物を利用して「取り換え子(チェンジリング)」を防ぐ習慣が残っています。

豆が好物
 食べ物では豆が好物だとされています。人間がいろいろ食べ物を与えても、豆しか食べなかったという話(サフォークの緑子など)がいくつも残っています。

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【 彼らの住む場所 】
種族によって違いますが、例えば・・・

・家の中や床下
・塚や丘の中
・廃虚になった民家や城、寺院
・水中(海、川、湖、沼、滝の裏側の窪み、滝壺の中)
・森の中、くり貫いた倒木の中、太い樹の根元に開いた穴の中

などです。

  なかには、塚の内部や湖の底などに宮殿のような豪華な家を持っている種族もいます。(ニクス、トロルなど)
これらの場所に一人で住む場合もあれば、町のようなものをつくり集団で暮らす場合もあります。

これら妖精の住処は、どこか異空間にあるようでとらえどころがなく、人間にとっては不確かなものです。人間が妖精を怒らせた途端にそれまでそこにあったはずの妖精の家が消えてしまった、などというのはよくある話です。

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【 妖精たちの時間 】
  妖精の世界は、どうも人間界と時間の進みぐあいが違うようです。よくあるのは、妖精に連れられて妖精の国に行った人間が3年を過ごして帰ってみると人間界では300年経っていた、などというものです。

こういう話から想像すると、妖精の世界は人間の世界に比べ時間の進み方が遅いと考えられます。

一般に妖精は不死だと考えられていますが、「不死に見えるくらい妖精界の時間の進み方が遅い」だけなのかもしれません。
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by sigma8jp | 2008-11-18 17:32 | 「妖精の国」 ファンタジーエン | Comments(0)

フィンドホーン(妖精たちの助言にる農業)

 フィンドホーン・コミュニティーとはスコットランド北部のフィンドホーンという所にある農園で、自然との関わり方をここで学ぼうとする人々が世界中から集まり、集団で農作業を行なっている。現在、二百名程度が住んでいるという。

この農園は、1962年にこの痩せた土地に移り住んだキャディ一家と友人ドロシーによって拓かれた。彼らは園芸などの経験も無く、設備も乏しいままに農業を始めた。しかし、キャディ家の妻アイリーンが授かる霊的啓示や、ドロシーが土地の精霊から受けるアドバイスなどに導かれ、農園は次第に形を成していった。

さらにキャディ家の夫ピーターの友人で、牧神や妖精などとコンタクトできる老人オギルヴィー・クロムビーの助言で農園内に「妖精に捧げる聖域」を設け、妖精たちとの共存を願った。

農園では、肥料をやる時期や植え替え時期、水のやり方などを精霊の教えにより決め、また農薬や化学肥料は全く使わなかったという。そうするうち、作物は常識では考えられないほど豊かに実るようになった。キャベツやブロッコリーなどの野菜は巨大に育ち、寒冷地にもかかわらず南国の花々が咲いた。

こうした現実から、訪れた専門家はもちろん一般の人々の間でも話題になっていった。
現在の農場では巨大作物は作っていないというが、人間と自然の在り方を考える作業は日々続いているという。
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by sigma8jp | 2008-11-18 17:15 | 「妖精の国」 ファンタジーエン | Comments(0)

コティングリー渓谷にの妖精!?

  1917年7月、イギリスのヨークシャー州ブラッドフォードにあるコティングリー渓谷で、エルシー・ライト(16歳)と従姉妹(いとこ)のフランシス・グリフィス(11歳)は、自分たちが妖精と一緒に遊んでいるところを父親に借りたカメラで写真に撮った。

この二人は日頃から、
「私たち、いつも森で妖精たちと遊んでるのよ」と、まわりの大人たちに話していたが、とうとうそれを証明する証拠写真を撮ったのだという。

これがのちに、“コティングリーの妖精事件”と呼ばれることになる大騒動の始まりであった。

1917年~1920年に二人が撮ったそれらの写真には、楽しげに踊る妖精の姿が写っていたが、それらを現像した父親のアーサーは、どうせまた二人のイタズラだろうと思っていたという。

“コティングリーの妖精写真”は、疑問を持つ懐疑派の人々によって、その後何年も様々な方面から検証された。

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その中で明らかになった事実は次のようなものである。


 1917年当時、16歳だったエルシー・ライトは、家の近くの写真館でアルバイトをしていた。
「ただの使い走り程度だった」と説明されていたが、よく調べてみると、実際は写真の修整も手伝っていた。
写真の修正技術を知っている人は、当時は非常に稀だったが、エルシーは、修整の現場を知っている子供だったのだ。
「子供にトリック写真の知識などあるわけがない」としたドイルの反証は、「ドイルの認識不足と調査能力のなさ」を示す結果になった。


  1921年、ある女性写真家が、少女たちがどのようにして妖精写真を作ったのかを示す、非常に出来の良いトリック妖精写真を撮って発表していた。


 1977年には、“プリンセス・メアリーのギフトブック”という絵本(1915年発行)が発見された。その本には踊る妖精の絵が描かれており、写真の妖精とそっくりであった。この本に描かれている妖精には、羽があるものとないものの両方が描かれていた。


  当時、調査をしている人々に、エルシーの母親はこう言っていた。
「あの子はすごく想像力が豊かな子供なんです。
小さい頃から妖精のお話が大好きで、妖精の絵ばかり描いていました。 」


 1978年にコンピューターを使って写真を分析したところ、光の当たり方が他の部分と異なっていることから、写真の妖精は立体ではなく、平面な紙などに描かれ、切り抜かれたものであることが判明した。


  原版ガラスプレートのネガを分析したところ、写真に写っている妖精の羽にまったくブレがなく、完全に静止しているものであるということが判明した。この点については、当時からすでに指摘されていた。

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〔 妖精写真 〕
No.1
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No.2
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No.3
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No.4
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No.5
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 どんな分析結果が出されようとも、姉妹は決して捏造を認めようとはしなかったが、晩年のフランシスが書いた告白文によって、ようやく事実が明らかになった。

「私の唯一の遊び相手は、いとこのエルシーだった。エルシーはコティングリーの自然が大好きで、私たち二人は、よくベック川に遊びに行った。

でも川にいくたびに、洋服や靴を汚して帰ったので、私は、よく母に叱られ、『どうして川にばかり遊びに行くの』と聞かれて、「妖精に会いにいくの」と答えていた。

『もっと別の場所で遊びなさい』と言われてもいたので、写真があれば川に行くことを許してくれるかも知れないと思い、エルシーが妖精の絵を描いて、それをピンで止めて、写真に撮った。それがドイルの手に渡り、あんな大騒動になってしまった。」

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  1983年4月4日、タイム誌にフランシスの告白文が掲載され、同紙上で、エルシーも真相を告白した。

その後、イギリスの超常現象番組に出演した二人は、番組の中でトリックの真相を自ら語った。その内容は、先の告白文と同じものであった。

二人は、妖精の話をしても真剣に取り合わない大人たちをやりこめたくなって、トリックを思いついたのだといった。あれから60年以上が経過し、あの時の少女たちは老婆になっていた。

彼女らが番組で明かしたトリックはこうである。“プリンセス・メアリーのギフトブック”にあった絵を厚紙に模写して、羽を描き加えて妖精に仕立てた。それを切り抜き、帽子を止める長いピンで地面や木や葉っぱなどに固定して撮影した。ただそれだけだった。写真の知識など少しも必要としない、二重写しの痕跡など調べたところで出てくるはずがない。実に原始的なトリックだったのだ。

二人の妖精(fairy)の話(tale, story)は、やはり「fairy tale(おとぎ話)」,「fairy story(うそ)」だったのだ。

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 彼女たち二人は、はじめは、ほんのイタズラのつもりだったのに、ドイルや他の大人たちが騒ぎだして、それぞれ勝手に主張をはじめ、事件は二人の想像以上に大きな騒動になってしまった。

エルシーは、
「ドイルのような立派な大人が、私たちの妖精を本物だと主張しているのに、子供の私たちが真相を語るなんていけないと思った。私たちは黙っていることにした」 と語った。

そして二人は、ドイルたち関係者がこの世にいる間は、決して真実は語らず、二人だけの秘密にしておこうと誓い合ったのだという。こうして真相を告白した二人だったが、フランシスの方は、最後の一枚だけは本物であると言い続けていた。(上の写真が最後の写真)
また二人とも妖精は見たが、写真に撮ることはできなかったのだとも言っていた。

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アーサー・コナン・ドイルに話を戻すと、実は、彼は作家であると同時に熱心な心霊研究家でもあった。

 もともと神秘的なものに興味があったドイルだが、晩年は本格的に心霊学に傾倒し、英国心霊現象研究協会会員となるが、会の考え方は科学的にすぎて自分とは合わないという結論に達し、脱退している。

当時、文化人や知識人の間で神秘主義が持てはやされた時期があり、そうした風潮の中で、“心霊主義・聖パウロ”の異名を取るドイルは、それまでに得た印税収入のほとんどを注ぎこんで交霊会や心霊学の講演を行い、またそれに関する執筆なども行なっていた。

しかしコティングリーの妖精事件でドイルが大失態を演じた裏には、こうした心霊主義だけが原因とは言い難いものがある。彼がのめり込んだ背景には、生い立ちが影を落としているようにも感じられるのだ。

ドイルが敬愛する叔父は、妖精画の名手だった。またアルコール依存症の父親は、依存症が悪化して精神病院に入院中、妖精の絵ばかり描いていた。ドイルの家系は、妖精に憑かれた家系だったといっても過言ではない。そんなドイルが誰よりも強く信じたかった気持ちは、切れば血の出る人間として見れば、なんとなく分かる気がするのだ。彼の誤りは、自分の思い入れで濁った説を公言しておきながら、反証をまったく受け入れようとしなかった姿勢、自らの影響力を考えなかったことにある。

写真が本物か偽物かという問題より、「なんで一大事件といわれるまでにエスカレートしたのか?」 実は、私がずっと気になっていたのはそこだった。

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オカルト的な考えというのは、頭の良い人ほど、一度傾倒してしまうとタチが悪いのだという。

  普通の人よりも固執してしまい、強く信じる傾向にあるのだ。「検証を試みたが解明出来ないから、科学では解明できない超常現象なのだ。自分は奇跡を目の当たりにしているのだ」と思い込むことがある。これは言い換えれば、「自分の頭の良さを信じている」ということだ。だが、そこには普通気がつかない。皆、簡単に確信してしまうのはそのためだ。「自分の知識を信頼しすぎる」のだ。それまで優秀だと言われてきた人ならば尚更だろう。

オウム信者には一般的にエリートといわれる人たちが多数含まれていて、世間を驚かせたが、ここにも同じ錯誤が働いたのだといわれている。「自分が見たものは本当にそうだったのか?」、「他の人の見解はどうなのか?」、「偶然ではないのか」、また「見たからどうだというのか」

そういう姿勢はあまのじゃくのように思われるかも知れないが、心のどこかに持っておくことは、やはり大切である。 ドイルの例を見ても分かるように、人間は間違いやすい動物なのだから。

ドイルがこの世を去った1930年7月7日から、昨日でちょうど75年が経った。現在、写真の捏造技術は格段に巧妙さを増し、それらを見抜くのは至難の業である。しかも、その数は年々莫大なものになっている。 それ故、誠実な情報を見抜く、個人の冷静な判断と、理性が要求されるのである。

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〔 関連書籍 〕    
コナン・ドイル 妖精の出現―コティングリー妖精事件
コナン・ドイル 妖精物語―実在する妖精世界
ジョン・クーパー コティングリー妖精事件
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by sigma8jp | 2008-11-18 01:54 | 「妖精の国」 ファンタジーエン | Comments(0)

妖精画廊


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by sigma8jp | 2008-11-18 01:04 | 「妖精の国」 ファンタジーエン | Comments(0)

妖精

妖精について紹介!
  メルヘンなキャラクターとして描かれることの多い妖精。また、可愛らしいものを表現するときなどにも、使われるなど可愛い存在の代名詞ともいえる存在です。しかし、難しく考えた場合の妖精という存在は、色々な妖精がおり、可愛いものから、美しいもの、そして、醜いものも存在しています。また、妖精と精霊を同一視している場合もあります。


妖精とは
 妖精とは、一般的に小さい姿をしており、背中に羽の生えた善良な存在と思われています。童話やおとぎ話でも物語の主人公を助けたり、人間に見つからないようにしながらも人間の仕事を手伝ったり、基本的に善良な存在として書かれることが多いでしょう。

それでも、妖精は悪戯好きが多いという設定がよくファンタジーの中で表現されている程度で、基本的には妖精とは、悪い存在ではないと思われています。ですが、妖精とは、日本でいう妖怪と同じ分類に置かれており、また、堕落したが悪魔にまではならずにいる天使とも言われています。

ですから、妖精は絶対的に善良な生き物ではなく、その種類によっては、人間を追い詰める様な存在として描写されることもあるのです。


妖精の大きさ
  妖精の大きさというのは、手のひらサイズ、もしくはそれより少し小さいくらいか、少し大きいくらいの大きさで、とりあえずは人間よりも小さいというイメージが強いと思います。ですが、実は妖精は人間サイズ、もしくはそれより大きいサイズの妖精も存在するのです。

これは、妖精の説として古くから伝わっており、この時代の妖精という存在は、現代においての精霊に近い存在として扱われていたようで、湖の主や森の主などとして登場することが多かったようです。

妖精の悪戯
 妖精は、個々によって性格は完全に異なり、人間用に様々な性格の妖精が存在しています。ですが、妖精の多くは、明るく悪戯好きというイメージがあるためか、多くの物語で妖精という存在は、悪戯好きな子供のような存在として描かれることが多いようです。妖精が行う悪戯の中でも特に多い悪戯の内容というのは、チェンジリング(取り替え子)という悪戯です。

このチェンジリングとは、人間の元に生まれた子供と、悪戯をする妖精自身もしくは、その妖精の子供を取り替えるという悪戯です。この悪戯で一番困る部分は、妖精はいつまでたってもサイズ的な関係でも、性格的な関係でも妖精の子供はいつまでたっても成長しないために、子育てをする両親にとっては溜まったものではないというのです。

もちろん、我が子を奪われると考えると、悪戯という言葉ではすまされないような気がしますが、その部分が深く追求されていないあたり、妖精はファンタジーの世界の住人ということができます。また、チェンジリング以外にも、子供のするような悪戯から、人間の命を危機に陥れるような危険な悪戯まで、色々な悪戯を行います。


妖精の種類
妖精とは、色々な悪戯をします。というのも、妖精とは一種類ではないのです。一般的な妖精というのは、今まで基準としてきた愛らしい背中に羽の生えた妖精――フェアリーです。前述にもあるように、妖精とは日本で言う妖怪です。ですから、妖魔、魔物同様に、そういったものを一括りにする単語なのです。

しかし、あくまでこの解釈はオカルト的に深く考えたときの解釈であって、一般的にはフェアリーの和訳のための言葉として押さえておいても何の問題もないでしょう。ですが、オカルト好き、ファンタジー好きだと公言しておいて、このことを知らなかったら、本当に詳しい人からみると、ハリー・ポッターや指輪物語の影響で好きになったミーハーか初心者と思われてしまうでしょう。では、妖精としてあげられる主だった種族についてご説明します。

■エルフ
ほぼ人間と同じ外見をしていますが、人間と違って耳が尖っており、また金髪碧眼という種族固有の特徴を持っています。また、非常に寿命が長く、外見が20代でも実際には100歳を超えるエルフが多く存在します。

更に、森にひっそりと暮らしているためか鳥や動物の言葉を理解できるとも言われています。基本的にエルフは、魔法や剣術よりも弓矢を使った戦闘を好みます。っといっても、エルフは元々戦いを好む種族ではありません。指輪物語でも、エルフは大きな役割と果たしています。

■ゴブリン
 ファンタジーの中でも、力の弱い魔物として書かれることの多い妖精です。基本的に、その醜い外見と人間を襲うという点から妖魔、魔物として認識されがちですが、列記とした妖精です。大きさは人間よりも小さいですが、あまり変わらないといってもいいでしょう。

また、ホブゴブリンと呼ばれるゴブリンは、人間よりも大きいボブリンとして認識されています。ゴブリンは、単独では行動せず、必ず集団で行動します。そのため、ゴブリンは洞窟に巣をつくり、宝を貯めていたりするという描写が時折見られます。

■コボルト
  ゴブリン同様に、ファンタジーの中でも比較的に力のない魔物、妖魔として登場することが多い妖精です。また、ゴブリンの支配下に置かれていることもあります。コボルトは、ゴブリン同様に人間よりも小さく、外見は狼男のような姿をしています。また、知能もさほど高くはありません。

■ドワーフ
  白雪姫に登場する小人達は、このドワーフという種類の妖精に分類されます。ドワーフは、指輪物語においても登場しています。小さいですが、力が強いことが特徴で、鉱夫、鍛冶屋としての能力に長けているといわれています。また、ドワーフの大きな特徴は、男女問わず生えている髭です。

■ホビット
 指輪物語で一躍有名になった妖精の一種。人間よりも小さいですが、寿命は長く平均寿命は100歳と言われています。ホビットは足に毛がたくさん生えているため、靴を履く習慣がない、もしくは、靴を履くことができないといわれています。基本的に、冒険などを好む性質ではなく、農耕的な生活を好むようです。

■トロール
  指輪物語、ハリー・ポッター両方の作品に恐るべき魔物として登場しているのがトロールです。知能は低いが、人間とは比べ物にならない力を持っており、更に再生能力まで持っている非常に恐ろしい妖精です。

外見は、魔物と言われるだけあって醜く、好感の持てる外見はしていません。また、可愛いキャラクターとして有名なムーミンもトロールですが、ゲームなどのファンタジーの世界におけるトロールとは別物なのだそうです。
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by sigma8jp | 2008-11-18 00:51 | 「妖精の国」 ファンタジーエン | Comments(0)