「九つの原理と力」と、「九人」との関係とは?

「九人」と内なるスターゲート 訳者 序(7P~10P)

  著者はキリスト教の起源を探る旅の中で、古代エジプトにたどり着き、最古のヘリオポリスの宗教を調べていた。そして「代替エジプト学」、「新エジプト学」と呼ばれる新分野が急浮上しているのを知る。ここ数年で、エジプト史の書き換えブームが起こり、この種の本が続々と刊行されていた。ハンコック、ウェスト、テンプル、ボーバルなどの人気学者の著書がそれだ。

彼らに共通しているのは、紀元前10500年に超高度文明がエジプトに開化し、それが現代文明の大本になっている、その文明の開化者(神々)が世界に帰還しつつあるという主張だった。だが、この分野を追跡する中で著者は不信感を募らせる。なんと、彼らが結論を出すのに利用した科学者は、みな違う年代と見解を出していたのだ。

それでは、新エジプト学の提示する年代と結論は、いったいどこから来ているのか。著者は情報のルーツを求めて、アメリカの高名な霊能者エドガー・ケーシーに行きつく。エドガー・ケーシーは、BC10500年に滅亡したアトランティスの残存者がエジプトでピラミッド文明を開化させ、20世紀末に彼らの科学技術の粋を収めた「記録の宝庫」が再発見されると言い、そのおおよその位置まで霊視していた。

その頃に救世主が再来して世界を新時代に導入すると予言した。だが、予想もしない展開が著者を待ちうけていたのだ。秘密結社との接点である。エドガー・ケーシーはフリーメイソンの理念を熱心に擁護し、若い頃に父に連れられてメイソンの支部を各地に設置して歩いた。メイソンの知己を通して大統領のために国政と世界情勢を占った。CIA長官とは生涯親密な仲だった。

さらには、メイソンの理念が世界を最終的に支配すると予言した。驚くべきことに、彼の財団は、現代エジプト学の二大陣営を代表する二人、マーク・レーナーとザヒ・ハワスを育て、SRI(前スタンフォード研究所。現在SRIインターナショナル)のようなアメリカ政府機関と連携して、エジプトでの古代遺跡発掘に膨大な資金をつぎ込んでいた。

資金の大部分を国防総省や諜報関係から得ているSRIが、エジプト遺跡探索に30年以上費やしている理由が、ここにあるのか。だが、SRIの歴史とその周辺を調べる過程で、著者は一連の動きを背後で操る、得体の知れぬ「九人」と通信する霊能者グループの存在を知るのだ。それはマイナーな機関ではなかった。常に世界のトップレベルと接点を持つ有力組織であった。

ユリ・ゲラーを世界的に有名にした、CIA職員で医師のアンドレア・プハーリックが、1950年代に創始した円卓財団がその最初である。財団には一ドル札にフリーメイソンの紋章を刻ませたアメリカ副大統領ヘンリー・ウォレスが招かれていた。この極秘グループは、チャネリングを行う霊能者を囲む九人で構成され、古代エジプトの大エネアッド(九神)を称する「九人会議」から情報を収集していた。そこから、薬物を使う霊能力開発実験が始動し、のちの心理戦争の基礎が据えられたというのである。

著者によれば、「九人」は構成員、名称、場所を次々に変えて、今もチャネリングを通して指令を与え続け、政治家、財閥、軍部、諜報部、物理学者、作家、映画プロデューサーを動員してプロパガンダを展開している。企業セミナー、能力開発セミナーの母体、カリフォルニア州のエサレン研究所は、「九人」の直轄下にあった。

最近の新エジプト学の内容はどれも「九人」の路線に従っている。科学作家のリチャード・ホーグランドが世界に広めた「火星・エジプト説」(エジプトが太古火星文明の所産とする説)も「九人」の情報が基礎にある。

著者は、九人のルーツを求めて半世紀を遡り、19世紀から20世紀にかけてのオカルト団体や秘密結社の創始者の託宣から、並行する資料を次々に発見する。神智学のマダム・ブラバッキー、アリス・べーリー、魔術結社のアレイスター・クローリー、新エジプト学の父祖ドルービックなど、その誰もが何らかの形で、秘密結社、諜報部、政治家、軍部に関わっていた。

「九人」の正体については明らかではない。実在する宇宙存在なのか、集合的無意識の表れなのか、エジプトの神々を詐称する別な霊の集団なのか。CIAの高度な心理戦争の所産なのか。そのすべての結合なのか。それは未解明である。
〔 ヘリオポリス神話 〕
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だが、現実問題として、「九人」の思想は、世界の政治家に影響を与え、世界の数百万のニューエイジの読者層に吸収され、国連にもその傘下の組織が設置されている。目的は各界の大物と優秀な頭脳を結集して、新世界宗教を人類に植えつけることにあるという。

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『火星+エジプト文明の建造者[9神(ザ・ナイン)]との接触(コンタクト)』

b0140046_23381029.jpg発行日:2004年12月31日
著者:Lynn Picknett, Clive Prince
翻訳:林陽
価格:1,995円(本体価格:1,900円)
初版発行日:2004年12月31日
ISBN:4-19-861967-0
出版社:徳間書店
頁数:424

(スターゲイト陰謀:地球外生物に関する真実と古代エジプトの神秘)

〔目次〕
プロローグ:「ピラミッド・テキスト」に記された九人の神々
第1章:神話の捏造者
第2章:ギザの陰謀
第3章:火星シドニア文明の痕跡と探査の裏側
第4章:エジプトの九大神「宇宙知性」とのコンタクト
第5章:チャネリング(信念体系の偽造と操作
第6章:地球外知性の実在
第7章:オカルト神権統治(陰謀)における秘密のマスター
第8章:警鐘◎ミレニアムの新救世主はグレイ(宇宙人)?
第9章:本当のスターゲート
エピローグ:アメリカの最高政策決定機関に及ぼす甚大な影響

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ラー文書 「一なるものの法則」 第1巻

b0140046_0501435.jpgドン・エルキンズ (著), カーラ・L・ルカート (著), ジェームズ・マッカーティ (著), 紫上 はとる (翻訳)

出版 : ナチュラルスピリット
サイズ : 21cm / 463p
ISBN : 978-4-903821-30-6
発行年月 : 2008.8

  「ザ・ナイン」の1人ラーと名乗る地球外知性のチャネラーであるドン・エルキンズは、ラーとの交信を始めてから数年後、精神異常を来たし54歳で変死している。その後も、この「ザ・ナイン」と名乗る地球外知性は、寄生者(チャネラー)を渡り歩き、あらゆるチャネラーに寄生しつつ全世界的なニューエイジ運動を続けている。バシャールもその1人だと見ている。

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(追加記事)
  また興味深いことに、コートニー・ブラウンのリモートビューイング(RV)(遠隔透視)や、ロバート・モンローのヘミシンクなどの変性意識についての情報も挙げられていた。この変性意識を作り出す装置にも、上記の「9神=ザ・ナイン」が関わっているという。
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by sigma8jp | 2009-01-05 23:26 | 宇宙の超知性体「ザ・ナイン」 | Comments(0)
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