クンダリーニの覚醒を導くには

  タントラは、主に母なる大地を中心に一番下のチャクラであるムラダーラにエネルギーを蓄え、クンダリーニを覚醒させるメソッドに通ずる。クンダリーニの覚醒には、永い間の瞑想を通して、ムラダーラ・チャクラに眠っていた蛇(3回半トグロを巻いた蛇)を目覚めさせるのだが、成功する例があまり報告されていない。

クンダリーニ瞑想での覚醒のプロセスは、始めに軽い振動と同時に頭上のチャクラであるサハースラーラへ、一気にエネルギーは上昇していく。その時、クンダリーニの蛇は3回半、螺旋状に回転しながら七つのチャクラを貫通していく。

私も以前に、瞑想中に突然、耳鳴りがし始めたかと思った瞬間、強烈な振動が起き始めた。その時は、まだ初めての出来事でもあり、これらの知識がなかったので、自分でも一瞬何が起きたのかさっぱり分からず、恐怖のあまり慌てて床に伏せてしまったのを記憶している。

この振動を導くプロセスは、精神のリラックスを通した安心感と統一が重要であり、それにより空間のプラーナが徐々に振動を開始する。その状態へ持っていくためのコツは、精神的な緊張や身体のこわばりを取り除くために、脱力気味に空間に全重心(精神と身体感覚)を寄りかかるように預ける方法をとる。

その状態まで持っていくことに成功したなら、空間はプラーナで満たされるので既に空気を吸っているという感覚がなくなる。むしろ、しっとりとしたプラーナが徐々に身体の中枢まで浸透してくるので、細胞の隅々が生き返えるように輝き出し、それと同時に、精神はこの上ない平安で満たされる。

もう既に、プラーナが内と外で満たされた状態になっているので、相互にプラーナが共鳴現象を起こし、耳の奥で微かにピーッという耳鳴りが激しさを増す。私はこの音をエーテルの共鳴音を呼び、この共鳴音を瞑想の出来具合の目安にしている。

ここまでくると、精神的な平安から息は自然と脱力してくるので、腰の深部(根の尾骶骨)にまで息がストーンと下りるようになり、濃厚なプラーナ呼吸に変わってくる。このプラーナ呼吸の反復が、プラーナ・エネルギーの増殖を導き、腰の位置にあるムラダーラにプラーナが蓄積される。そして、遂に眠っていた蛇を起こすまでにエネルギーは成長し、始めは微かな振動を感じるが、次第に腰の奥がブルブルと回転するような力強い振動に変わってくる。

遂に、サーペント・ファイアー(燃ゆる蛇)の目覚めた瞬間である。この時、強烈な振動と共に3回半の螺旋を描きながら七つのチャクラを一つひとつ貫通しながら、頭上のチャクラであるサハースラーラを目指して、一気にエネルギーは上昇し最終的に天へ突き抜けていく。

この一連の現象を冷静に受け止め、覚めた意識でいられるかが問題であり、大概は恐怖心により、意識の集中を切らしてしまうのが常である。それをクリア出来なければ、次のプロセスへの移行は、先ずないと思った方のがよい。

また、このクンダリーニ瞑想は、意図的にやろうとして出来るものではない。何故なら、意図する意識があると、どうしても野心や好奇心が働くので、息を高ぶらせ空間のプラーナをかき乱すことから、殆どといっていいほど成功せず、これらの変化も起きない。結論として、無心で行なうのが最大の近道であるように思うからである。

しかし、諦めずにこれらのことを念頭において、日々平安を楽しむ意味で、無心で瞑想を続けて行くことをお薦めする。なぜなら何時、クンダリーニが目覚めても落ち着いて対処できるようになるからである。

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(追記)

 クンダリーニの覚醒については、当時、私自身にとって予期しない出来事として起きた現象だったわけです。その後、冷静にこの現象が起きる前後の出来事を回想することで、クンダリーニ覚醒のプロセスを見出しました。突然起きた現象にしても、全くの偶然はなく、そこに何らかの引き起こすきっかけがあったからこそ起きたのだと理解しました。

その結果、分かったことは、平安な意識を導くことから始めることがクンダリーニ覚醒の「鍵」となることが分かりました。このような平安な意識を持って呼吸をストーンと腰の位置にまで落とすようにします。呼吸にも重心点があり、気がはやる意識状態の時には当然、重心の位置も上方に上がり、精神的にも不安定になりやすく、呼吸も荒くなります。

精神的に平安であればあるほど、呼吸の重心点も下がります。このような状態に導くには、呼吸法などのコツだけでは不十分で、例えば精神的な安堵感を導くための感謝行などの祈りが重要になってきます。

瞑想によって、自分の重心点が日頃、身体のどの位置にあるかを観察し、上方にあった場合は、重心の位置を下げるように調整していきます。重心点の位置は、その時の精神状態をそのまま反映していますので、平安な精神状態に意識的に導くようにしていきます。この習慣を身につけることは、非常に有効なことであり、豊かな人生を自分の力で導いてけます。

腰の位置にまで呼吸がストーンと落ちるようになれば、精神的にもかなり平安な意識状態になっていますので、ここでプラーナ発生のスイッチが入ります。このスイッチが入ったら、呼吸法によってプラーナを導くようにします。ここで、プラーナがどのような質のエネルギーかをしっかりと認識しておく必要があります。プラーナとは、強いていえば、白い霧のような感触のエネルギーであり、とても静寂な精神状態から深い呼吸に変わっていくことで得られるエネルギーです。

できるだけ自分で、このプラナーの感触を掴むことが大切です。このプラーナーを深い呼吸によって増幅していきます。それを続けることで、周辺の空気感が変わっていきます。特に、内的な磁気に伴う変化から、ムラダーラ・チャクラの活性化が際立ってきます。そして、性腺ホルモンの活性化により、大地の四大元素の精霊と結ばれます。これら、大地の精と結ばれることで、恍惚感が得られます。そして、耳鳴りや腰周辺の振動が徐々に現れていきます。そして頭上10センチのところを意識することで、上昇する蛇を導きます。
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by sigma8jp | 2009-09-08 18:19 | 眠れる蛇・クンダリーニの覚醒 | Comments(3)
Commented by 桃太郎 at 2014-09-05 12:39 x
始めまして 、桃太郎と申します。
クンダリーニの覚醒 かなり前からのテーマです。
小周天から先になかなかすすんでおりません。
クンダリーニの覚醒はかなりの修行が必要だと認識しています。が、いつの日にか覚醒したいと思っております。

平常心で、静かに瞑想する事、わかりました。
呼吸は意識を静かにする為、、位の意識でよろしいのでしょうか?
やはり、同時にエネルギーをためる事も意識をするべきでしょうか?

よろしくお願い致します

桃太郎
Commented by sigma8jp at 2014-09-10 01:47
桃太郎さんへ

回答は、本文に追加しておきます。
Commented by 桃太郎 at 2014-09-10 09:17 x
管理人様 お返事ありがとうございます。

心の持ち方が重心に影響し、重心の確認をする事で心の状態を観察する事ができるのですね。 勉強になります。
瞑想はまだまだ苦手なのですが、心が、まだまだ平安でないのだと思いました。
感謝行も平行して見直すことにします。

御答え頂きましてありがとうございます。


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