四大元素 Four Elements

  この世界は四つの元素から成り立っていると言われる。それは即ち、(火・水・風・土)の四つの元素(エレメント)である。天使は火からつくられ、人は土塊からつくられた。通常、天使が天界にいるとき、その体は実体を持たないエーテル体であるという。

この四大元素と深い関わりのあるのが錬金術(Alchinie)である。万物はこの四つの元素によって規定され、物質と精神のあらゆる状態はこの基本となる四元素で表すことができるという。さらに第五の元素としてエーテルがあり、エーテルは物質の基本体でこのエーテルに四つの特性(熱・冷・乾・湿)のうちの二つが加わることで火・水・風(空気)・土の四元素が誕生するとされた。

○土(固体を表す) 冷と乾
○空気(気体を表す) 熱と湿
○水(液体を表す) 冷と湿
○火(物質を変性させるエネルギー) 熱と乾

錬金術師カンスリエによれば、火・水・空気・土のどれに規定されるかによって流動体になったり、液体になったり、気体になったり、固体になったりするとのこと。

エレメンタル Elementals
(地、水、風、火)の四元を支配する四つの霊が存在し、エレメンタル(elementals)と呼ばれる。ただし、錬金術におけるelementsとこのelemenntalsとは厳密には別のものとして区別することが必要とフレッド・ゲティングスは述べている。

(地) ノーム Gnomes
(風) シルフ Sylphs
(水) ウンディーネ Undines
(火) サラマンドラ Salamander

ノーム 中世の異称:ピグミー
大地の要素の霊的存在。
老人の姿をしているという。秘教の伝承においては、ノームはディエメアエー(大きな石に棲む種類)とドゥルダレス(木精)の二種類いる。

シルフ 中世の異称:ネヌファ、シルウェストレ
風の要素の霊的存在。

ウンディーネ 中世の異称:ニンフ
水の要素の霊的存在。
星気面(人間の精神的部分が死後の期間に入っていく領域)に棲息する彼女たちの姿は普通の人間の目には見えないが、彼女たちの姿を見た透視者は、「脈打つ虹色の光の体」をしていると述べた。

サラマンドラ 中世の異称:ウルカヌス、アエトニキ、ロラマンドリ
火の要素の霊的存在。
火の中に棲むトカゲの姿としてイメージされている。錬金術においては火蜥蜴(サラマンドラ)の図像は火を象徴するのに使われた。
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by sigma8jp | 2008-10-30 02:43 | 四大元素霊と精霊 | Comments(0)
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